2026年8月20日

お子さんの歯が生え変わる時期に、
「新しく生えてきた永久歯が黄色っぽいけど大丈夫ですか?」
というお声をよく聞きます。
実は、生えたばかりの永久歯が乳歯よりも黄色く見えることは、珍しい事ではありません。
今回は、その理由と、歯科医院で確認した方が良いケースについてお話いたします。
生えたばかりの永久歯が黄色く見える理由
永久歯は、乳歯と比べて少し黄色みがかった色をしています。
これは、歯の内部にある「象牙質」の色が関係しています。

歯の表面を覆っているエナメル質は半透明なので、その内側にある黄色っぽい象牙質の色が透けて見えます。
永久歯は、乳歯に比べて象牙質が分厚いため、より黄色く見えます。
特に、生えたばかりの永久歯は、周りにまだ乳歯が残っていて、乳歯と比べて「黄色い」と感じやすくなります。
生えたばかりの歯は、さらに黄色く見えることも
永久歯が生えてくる途中では、歯の表面に歯ぐきの成分や汚れが付着していることがあります。
また、歯の生え始めは歯ブラシが当てにくく、磨き残しも起こりやすい時期です。
そのため、
・生えたばかりの永久歯が黄色っぽい
・奥歯の溝が少し茶色く見える
・乳歯と比べて色の違いが目立つ
ということがあります。
多くの場合、これだけで異常というわけではありません。
ただし、一度歯医者で確認した方が良い場合もあります。
永久歯の歯は黄色いものだ、だから正常だ。とは限りません。
例えば、
・歯の一部だけ白く濁っている
・黄色ではなく茶色や黒っぽい色になっている
・歯の表面がザラザラしている
・生えてきた歯が欠けている
・左右で明らかに色が違う
・痛みやしみる症状がある
といった場合には、エナメル質の形成異常や虫歯などが隠れていることがあります。
特に、生えたばかりの永久歯は「これから一生使っていく大切な歯」です。
見た目だけでは判断しにくいこともあるので、気になる場合は一度歯科医院で確認してもらうと安心です。
生えたばかりの永久歯は虫歯にも注意
永久歯生えた直後は、まだ歯の質が十分に成熟していない状態です。
また、奥歯は歯の溝が深く、歯ブラシが届きにくいため、特に虫歯になりやすい時期です。
「まだ生えたばかりだから虫歯にはならないだろう」とは思わず、生え始めから丁寧にケアすることが大切です。
歯科医院では、歯磨きの方法を確認したり、必要に応じてフッ素塗布やシーラントなどを行ったりすることで、永久歯を虫歯から守るサポートができます。
「黄色い歯=虫歯」とは限りません
生えたばかりの永久歯が黄色く見えると、「虫歯なのでは?」と心配になるかもしれません。
しかし、永久歯本来の色として黄色味がかって見えているだけの場合も多くあります。
一方で、色の変化だけでは判断できない歯の異常が見つかることもあります。
「これぐらいで歯医者に行っていいのかな?」
と思うような場合でも、定期健診の際に相談していただければ大丈夫です。
まとめ
生えたばかりの永久歯が黄色く見えるのは、珍しい事ではありません。
永久歯は乳歯よりもともと黄色みがあり、象牙質の色が透けて見えるためです。
ただし、一部だけ色が違う、表面が白く濁っている・ザラザラしている、茶色や黒色になっている、痛みがある場合などの場合には、一度歯科医院で確認することをおすすめします。
永久歯はこれから何十年も使っていく大切な歯はです。
生え変わりの時期だからこそ、歯の色だけではなく、歯磨きの方法や虫歯予防についても一緒に確認しておくと安心です。
麻布十番トリニティ歯科では、お子さんの歯の生え変わりや、永久歯の虫歯予防についてもご相談いただけます。
「この歯、ちょっと黄色いけど大丈夫かな?」という程度でも、お気軽にご相談下さい。
住所:東京都港区麻布十番2-20-2麻布十番ハイツ2階
麻布十番トリニティ歯科 TEL 03-3452-6480
院長 渡邉 陽向
ご予約・ご相談はお電話またはWEBからどうぞ。お待ちしております。