むし歯治療|麻布十番の歯科・歯医者|麻布十番トリニティ歯科

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むし歯治療

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むし歯の原因菌について

むし歯の原因菌について

口の中には、約10兆個以上の細菌が存在しているといわれています。その中でも、むし歯を引き起こす原因菌には、主に次の2種類があります。

ミュータンス菌

むし歯の「はじまり」に関与する代表的な菌です。

  • ミュータンス菌は、糖分(特に砂糖)を栄養源にして酸を作り出します。
  • 作り出された酸によって、歯の表面(エナメル質)が溶かされてしまうことを「脱灰」といいます。
  • 通常は唾液の働きにより、酸が中和されたり、再石灰化(カルシウムやリン酸による修復)が行われています。

しかし、「甘いものを頻繁に食べる」「歯みがきが不十分」といった生活習慣があると、修復が追いつかず、脱灰が進行しむし歯になってしまいます。

ラクトバチラス菌

むし歯を「深く広げていく」細菌です。

  • ラクトバチラス菌も、ミュータンス菌と同じく酸を作り出しますが、酸素が少ない環境でも活動できるのが特徴です。
  • すでにむし歯になってざらざらになった歯の面や、詰め物のすき間、奥歯の溝などに生息します。

初期むし歯をさらに歯の内部(象牙質や神経付近)へと進行させてしまう働きがあります。

まとめ

  • ミュータンス菌:むし歯のきっかけを作る菌
  • ラクトバチラス菌:むし歯を深部へ進行させる菌

日々の歯みがきと、定期的な歯科検診で、むし歯菌の活動を抑えることができます。
気になる方は、ぜひ一度お口の中のチェックを受けてみてください。

当院のむし歯治療の特徴

当院のむし歯治療では不安をかかえている患者様に極力痛みを与えないように麻酔の前に表面麻酔を置いて麻酔の痛みにも配慮しています。神経にダメージを与えないように慎重かつ丁寧にむし歯をとっていき昔のように色や固さなど主観的にとるのではなく、科学的根拠に基づいたう蝕検知液を使用して低侵襲な治療を行います。

むし歯ができやすくなる4つの要因

1.歯質

  • 歯の質や歯並び、噛み合わせによって、むし歯のなりやすさは異なります。
  • 再石灰化を促すフッ素の活用や、よく噛んで唾液の分泌を促すことが、歯の抵抗力アップにつながります。

2.糖分食生活

  • 糖分を多く含むおやつ、間食の頻度が多いと、口の中が酸性になりやすくなります。
  • むし歯を防ぐためには、間食の回数を控えることや、糖分の少ないおやつを選ぶことが大切です。

3.細菌の活動

  • むし歯菌が活発になると、むし歯の進行リスクが高まります。
  • キシリトールやフッ素入りの歯みがき剤は、細菌の活動を抑えるのに有効です。
  • 加えて、歯科医院での定期クリーニングも非常に重要です。

4.汚れが付着している時間

  • 糖分を摂取してから、酸が作られるまでには少し時間があります。
  • 早めのうがいや歯みがきで酸ができる前にケアをすることが、むし歯予防のカギです。

むし歯の進行段階と治療方法

C0(初期むし歯)

C0(初期むし歯)

症状

歯が白く濁るが穴はない/痛みなし

治療方法

フッ素塗布とブラッシング指導で再石灰化

C1(エナメル質)

C1(エナメル質)

症状

小さな穴が空く/冷たいものでしみる

治療方法

コンポジットレジンで補修

C2(象牙質)

C2(象牙質)

症状

甘い物・冷たい物でしみる/痛みあり

治療方法

詰め物(インレー等)による修復、麻酔使用も

C3(神経まで)

C3(神経まで)

症状

熱い物でしみる/ズキズキ痛む

治療方法

根管治療+土台+クラウンで修復

C4(末期むし歯)

C4(末期むし歯)

症状

歯の大部分が崩壊/痛みが一時的に消える

治療方法

抜歯。膿がたまることも

抜歯後の治療選択肢

方法 特徴
ブリッジ 両隣の歯を支えに連結した被せ物を装着。固定式で違和感が少ないが、健康な歯を削る必要あり。
入れ歯 短期間で作製可能。取り外し式で清掃しやすいが、違和感が出ることも。
インプラント 自然な噛み心地を再現。外科処置が必要で、全身状態により適応外となる場合あり。

むし歯は早期発見・早期治療がカギです。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、進行していることがあります。定期検診でチェックしましょう!

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