2026年10月22日

「昔入れた銀歯、まだ使えるかな?」
「痛くないから大丈夫ですよね?」
「レントゲンでは問題ないと言われたけど本当に大丈夫?」
このような疑問を持ったことはありませんか?
実は銀歯が入っている歯は、見た目や症状だけでは内部の状態を完全に判断できないことがあります。
そのため、歯科医院で「一度外して、中の歯の状態を確認しましょう」と説明されることがあります。
では、なぜ外さないと分からない事があるのでしょうか。
銀歯の下にも虫歯はできます。
一度虫歯を治療して銀歯を入れたからといって、その歯が二度と虫歯にならないわけではありません。
治療した歯に再発する虫歯は、二次う蝕と呼ばれています。
特に注意したいのが、銀歯と天然歯の境目です。時間の経過や口腔内の環境などによって、銀歯と歯の境目に隙間が生じると、そこからむし歯が発生・進行することがあります。しかもその銀歯そのものは金属なので、その下や内側で起きている変化を口の中から直接確認することはできません。
そのため、「見た目がきれい」「痛くない」だけでは、歯の内部まで健康だとは言い切れないのです。
一見きれいに入っているように見えても、

外すと虫歯になっている。

レントゲンを撮れば全部わかる?
歯科医院では、視診や検診に加えてレントゲンなどを使い、銀歯の周囲や歯の内部の状態を確認します。レントゲンは肉眼では確認できない部分を診断するために重要な検査です。
しかし、レントゲンだけではすべての状態を確実に診断診断できるわけではありません。
レントゲンで銀歯は白くとんで映るため、銀歯の形や位置、むし歯の大きさや広がりによっては、修復物の下の状態を正確に把握するのが難しい場合があります。
だからこそ、症状やレントゲン、銀歯の適合状態などを総合的に確認し、必要に応じて銀歯を外して直接確認することがあります。
銀歯の状態に問題がなく、歯も健康に保たれているのであれば、無理に外してやり直す必要はありません。
一方で、
・銀歯の境目に明らかな不適合がある
・二次むし歯が疑われる
・銀歯が浮いている、動く
・銀歯の周囲にむし歯が確認される
・過去の治療から長時間経過している
・噛んだ時の痛みや違和感がある
などの場合には、銀歯を外して歯そのもの状態を確認することが治療方針を決めるうえで重要になることがあります。
「銀歯を外してみないと分からない」というのは、銀歯を外す事自体が目的なのではなく、外側から確認できない歯の状態を正確に把握するためなのです。
銀歯を外したら「思ったより虫歯が大きかった」ということ。本当によくあります!
虫歯の大きさと痛みは必ずしも比例しない
ここで怖いのは、むし歯の大きさと痛みが必ずしも比例するわけではないということです。
痛みが無いからといって問題が無いとは限りません。
反対に、銀歯が入っているからといって、すべて交換する必要があるわけでもありません。
だからこそ、「銀歯を入れてから何年経ったか」だけでなく、現在の歯と銀歯の状態を確認することが大切です。
「何年も前に入れた銀歯があるけど、一度もチェックしていない」
「銀歯の境目が黒くなってきた」
「最近、銀歯の周りがしみる」
「銀歯が少し浮いてるような気がする」
そんな方は、一度お口の中を確認してみることをおすすめします。
痛みが出ていないからではなく、症状が無い段階で状態を確認することも、歯を摩耗ための大切な選択肢です。
当院では、目で見るだけでなく、必要に応じてレントゲンなどの検査も行い、現在の歯の状態を確認したうえで治療方法をご説明いたします。
「この銀歯まだ使える?」
そんな小さな疑問でも構いません。まずは一度今の状態を確認してみませんか。
住所:東京都港区麻布十番2-20-2麻布十番ハイツ2階
麻布十番トリニティ歯科 TEL 03-3452-6480
院長 渡邉 陽向
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