2026年9月24日

毎日の歯磨きに欠かせない歯ブラシ。
ドラックストアに行くと、毛の硬さやヘッドの大きさ、毛先の形など、たくさんの種類があります。
「結局、どれを選べばいいんだろう?」
と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
歯ブラシは、単純に「この商品がおすすめ」というものはありません。
歯並びや歯ぐきの状態、普段の磨き方によって、使いやすい歯ブラシは変わってきます。
今回は、歯ブラシを選ぶ時に見るべきポイントと、当院で扱っている歯ブラシをご紹介いたします。
①ヘッドの大きさ
歯ブラシを選ぶ時にまず見てほしいのが、ヘッドの大きさです!
大きなヘッドの方が、一度に広い範囲を磨けるので効率が良さそうに感じるかもしれません。
ただ、実際のお口の中は、奥歯や歯の裏側など、細かく動かさなければいけない場所がたくさんあります。
特に、
・奥歯が磨きにくい
・歯並びが複雑
・口が小さい
・一番奥の歯までしっかり磨きたい
という方は、少し小さめのヘッドの方が使いやすいことがあります。
「大きい方がよく磨ける」と思っている方、、、要注意ですよ!
②毛の硬さ
歯ブラシには「やわらかめ」「ふつう」「かため」などがあります。
一般的には「ふつう」が使いやすいことが多いですが、歯ぐきの状態によっては「やわらかめ」が向いていることもあります。
例えば、歯ぐきが腫れている方や歯磨きすると出血するという方には、「やわらかめ」をおすすめします。
「しっかり磨かないと」と思って、かための歯ブラシでゴシゴシ磨いてしまうと、かえって歯ぐきに負担をかけてしまうことがあります。
また、力を入れて磨きすぎると、歯ぐきが下がったり、歯の表面がすり減ったりする原因となることもあります。
歯ブラシは、硬さだけでなく、「どのくらいの力で磨くか」も大切です。
③毛先の形
毛先にもいろいろなタイプがあります。
毛先が平らなもの、細くなっているものなど、それぞれ特徴があります。
これも「この形が一番いい」というものはありません。
・ラウンド型:毛先が平らにカットされ、先端が丸いオーソドックスタイプ。接触面積が広く、歯の表面の汚れやプラーク(歯垢)を効率よく落とせる。
→歯並びがきれいで、歯ぐきにトラブルがない。むし歯予防をメインにしたい方
・テーパー型:毛先が細く、先細りしている。歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)や細かい場所に届きやすい。
→歯ぐきの腫れや、出血が気になる方。歯周病予防や進行抑制したい方
・二段植毛型:長さの異なる毛先が組み合わさったタイプ。歯の表面のケアと隙間の両方を同時にケアできる。
→むし歯も歯周病も両方まとめてケアしたい方
気になる場所によって選び方は変わります。「自分のお口の中でどこが磨きにくいか」を考えてみると選びやすくなります。
④歯並びによっても、選び方は変わります。
歯ブラシを選ぶ時に意外と大きいのは、歯並びの違いです。
歯が重なっているところや、奥歯の一番後ろなどは、普通に歯ブラシを当てるだけでは毛先が届きにくいところがあります。
そういう場所には、通常の歯ブラシに加えて、タフトブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使う方法があります。
「1本の歯ブラシで全てをきれいにしよう」と考えなくても大丈夫です。
場所によって道具を使い分ける方が、結果的にきれいに磨けることもあります。
当院で取り扱っている「ルシュロ」と「TePe」
麻布十番トリニティ歯科では、歯ブラシとして「ルシュロ」と「TePe」を取り扱っています。
どちらも歯科医院でよく取り扱われる歯ブラシですが、それぞれに特徴があります。
・ルシュロ
ルシュロは、コンパクトなヘッドで毛先の形に特徴があります。
歯と歯ぐきの境目や奥歯など、細かい部分までしっかりと磨きたい方にも使いやすい歯ブラシです。
毛の硬さや毛先のタイプなど、いくつか種類があるため、お口の状態に合わせて選ぶことができます。
・TePe
TePeはスウェーデン生まれのオーラルケアブランドです。
持ちやすさや安定したブラッシングを考えた形になっています。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシなどのセルフケア用品もあります。
こちらもいくつか種類があるので、自分のお口に合ったものを選ぶことができます。
ルシェロとTepe、どちらを選べばいい?
ここで大切なのは「どちらが優れているか」ではありません。
歯並びや歯ぐきの状態、普段の磨き方などによって使いやすい歯ブラシは人それぞれです。
実際に使ってみて、
「こっちの方が奥歯まで届きやすい」
「こっちの形の方が持ちやすい」
「歯ぐきに当てやすい」
と感じるものを選びましょう。
歯ブラシは、自分がきちんと磨けることが一番大切です。
そして、歯ブラシ選びと同じくらい大切なこと
ここまで歯ブラシの選び方についてお話しましたが、実はもう一つ、ぜひ覚えてほしいことがあります。
それが、歯ブラシを定期的に交換することです。
どんなに自分に合った歯ブラシを選んでも、毛先が開いた状態で使い続けていては、十番に力を発揮できません。
歯ブラシは毎日使うものなので、少しづつ毛先が開いたり、毛のコシが無くなったりします。毛先が開いてくると歯にうまく当たらなくなり、磨き残しが増えます。
そこで、おすすめしたいのが、「1か月に1本」を目安に交換する習慣です。
もちろん、1か月経っていなくても毛先が開いてきたら交換の目安です。
反対に、見た目がまだきれいでも、何か月も同じブラシを使い続けるのもおすすめできません。
歯ブラシ選びにこだわることも大切ですが、
「自分に合った歯ブラシを、良い状態で使う」
ことも同じくらい大切です。
「おすすめ」より「自分に合う」
歯ブラシは、値段が高いものや人気の商品を選べばいいというわけではありません。
大切なのは、自分のお口に合っているか、そして無理なくきちんと磨けているかです。
歯並びや歯ぐきの状態によって、適した歯ブラシは一人ひとり違います。
また、歯ブラシを変えるだけでなく、実際にどこに磨き残しがあるのかを知ることも大切です。
「きちんと磨いているつもりなのに、磨き残しが多い」
「自分に合った歯ブラシが分からない」
「歯磨きをすると歯ぐきから血が出る」
そんな方は、一度歯科医院でお口の状態や普段の歯磨きをチェックしてみるのもおすすめです。
まとめ
歯ブラシを選ぶ時は、
・ヘッドの大きさ
・毛の硬さ
・毛先の形
・自分の歯並びや歯ぐきの状態
などから、自分に合ったものを選びましょう。
そして、もう一つ大切なのが、「定期的に交換すること」です!
まずは、1か月に1本を目安に歯ブラシを交換する習慣をつけてみてください。
毎日使う歯ブラシだからこそ、良いものを選ぶだけでなく、良い状態のものを使うことが大切です。
麻布十番トリニティ歯科では、患者さんのお口の状態や磨き方に合わせて、歯ブラシ選びやセルフケアについてご案内しています。
「自分にはどんな歯ブラシが合うんだろう?」
そんな疑問があれば、ぜひお気軽にご相談下さい。
住所:東京都港区麻布十番2-20-2麻布十番ハイツ2階
麻布十番トリニティ歯科 TEL 03-3452-6480
院長 渡邉 陽向
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